エアコンが壊れる前兆について解説

🧊エアコン

エアコンが壊れてしまう原因はさまざま、突然故障してしまったり
予兆や前兆を経て、壊れる場合もあります。

エアコンの隠れた悲鳴を聞き取って、適切に対処致しましょう。

音関連のエアコン故障前兆

音が鳴っている時はすでに故障している、もしくはエアコンとしては機能しても
ゴミや破損によって音が発生しています。

室内機関連の音

エラー(状況によっては故障している)

ピーピー」(発生音)

エアコンを制御しているマイコン

温度調整などに必要な部品
の誤作動が考えられます。まず試して欲しいことは
1分間、室内機のコンセントを抜くか、エアコンのブレーカーを落として再起動をすることです。

基盤異常によって電源が入ったり消えたりして「ピーピー」なる可能性もあります。
この場合は室内機の電源を落としても直りません。

基板交換の修理が必要です。

室外機関連の音

要メンテナンス(故障の可能性、低)

室外機に細かい石や木くずが入ると「カラカラ」「ガラガラ」と音を鳴らします。
室外機のフィンにあるゴミを取り除くと、静かになることも。

故障してしまってる音

キーン」「キュルキュル」「ブーン」など音がする時は
コンプレッサーの故障やモーターの破損が考えられます。

他の異音についてはこちらをご覧ください。

エアコンが効かなくなる前兆

冷媒ガスの抜けや、四方弁の故障が考えられます。
四方弁の場合は、完全に故障でエラーコードも発生。

冷媒ガスの場合、小さな穴(ピンポール)からゆっくり抜けると
冷暖房も少しずつ効きにくくなっていきます。

また使用年数が経つほど、室外機が劣化していき故障の可能性が上昇。

症状は
・冷暖房能力の低下(経年劣化、エアコン内部の汚れなどにより、設定温度まで到達が困難に)
・電気代の増加(1年に4~5%ずつ消費電力が上がり、10年後には50%以上になることも)

エアコンがつかなくなる前兆

すでに故障してしまっている場合と、リモコン関係で前兆が出ている可能性があります。

リモコンの電池切れ

リモコンに表示される文字が薄くなってきたり、リモコン使ってるときにエアコン反応が悪い時は、電池切れかかっている症状です。
電池が液漏れしていて、リモコン接続部がサビちゃっていると電池を交換しただけでは動きません。
ドライバーなどの硬いものや、ブラシ・またはティッシュペーパーなどでサビを落としましょう。

エアコンの受光部が故障してる可能性

リモコンから信号を受ける受光部が壊れると、リモコンからの操作は一切効きません。
エアコン室内機についている、ボタンから操作できる場合は受光部が壊れている可能性があります。

故障の前兆で言えば、エアコン掃除中に水がかかると壊れることも。
他にも初期不良・経年劣化も故障の要因です。

リモコン赤外線で壊れてるかチェック。

スマートフォンのインカメラを使うことで、リモコンの赤外線を確認できます。
インカメラを起動して、カメラにリモコン送受信部を収めた状態でリモコン操作。

壊れていなければ、送受信部が光っているのをインカメラ越しに確認いただけます。

他にも故障ではありませんが、デフロイト運転に入るとエアコンが動かなかったりします。

エラーコードが出ている

室内 機・室外 機の不具合により、エアコンが動いていない状態です。
各メーカーのエラーコード、修理相場はこちらをご覧ください。

ダイキン

パナソニック

三菱電機

富士通

東芝

日立

シャープ

ブレーカーが落ちる

こちら、前兆なくその時は突然やってきます。

エアコンでブレーカーが落ちる理由
・契約アンペア数が足りない(これは単純に使いすぎ)
・エアコン本体が故障してショートや漏電をおこしている。

エアコン室内 機・室外 機の基盤が故障(ショートや漏電)すると、ブレーカー落ちるようになります。
前兆はなく、ホコリや水・虫などが原因です。

エアコン取り付け直後から、症状が出ている場合は電気工事系の施工不良が要因でしょう。

室内機から水漏れ

水漏れ自体は多くの原因が考えられます。

前兆で言えばホコリが詰まって、冷暖房が効きにくくなり
そのホコリによって、排水ホースが詰まってしまうことも。

できればエアコンを定期的に掃除してあげましょう。

他には大雨や強風によって排水ホースが折れてしまったり、水没してしまうと
排水がうまくいかなくなり、水漏れを起こしてしまいます。

こちら業務用エアコン向け情報ですが、基本は家庭用エアコンも同じです。
他の原因を知りたい場合はこちらをご覧ください。

変な臭いがする

エアコン自体は壊れていませんが、主にカビが原因で臭いが出ちゃっている状態です。
臭いが出る前兆で言えば、梅雨明けのじめじめ期間にカビてしまった可能性があります。

臭いについて詳しくは、こちらをご覧ください。

故障してしまっていたら・・・

10年以上経っていて、修理代が高くつくエアコンに関しては
今後修理した部分以外の故障可能性を考えると、買い替えをお勧めします。

家庭用エアコンですと高級機種は修理を検討、廉価品であれば最初から買い替えをおすすめします。
業務用エアコンの場合は大きく費用が掛かる故障でなければ、金額を検討して修理して使い続けるか要検討。

軽微な問題(リモコンが壊れた、排水ホースの詰まりなど)は修理して使い続けましょう。

まとめ

・エラー音やエアコン稼働音以外の音が出始めたら、ゴミで音が出ているか故障している可能性。
・エアコンがだんだん効かなくなってきたら、経年劣化か故障する前兆。
・エアコンがつかないのはリモコンの電池、お掃除での受光部故障の可能性。
・大雨・強風は水漏れする前兆の可能性。

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