夏場はお問い合わせが立て込んでしまい、どうしてもすぐ対応することが出来ません。
本格的な夏季に入る前に試運転しておくことで、夏本番前に壊れた!
と慌てる必要がなくなります。
メーカーごとの試運転方法についてご説明します。
基本的には冷房運転を30分以上行って異常がなければOKです。
エアコン試運転全般について
各メーカー説明はマチマチですが基本は一緒です。
エアコン試運転全般について知りたい場合は以下をご覧ください。
エアコン運転前にしておくといいお手入れ
室外機周りが運転できるようになっているか?汚れていないかなどを確認しよう。
エアコン試運転した際、よくあるトラブルはこちら
各メーカーエアコン試運転方法
ダイキン工業
ダイキンで紹介されてる試運転方法は以下の通り
動画でも試運転方法は紹介されています。
1.運転モードを「冷房」にして、温度を最低温度(16~18℃)にし10分程度運転。
2.冷風がきちんと出ているか ? 異常を示すランプが点滅していないか ? 確認
3.さらに30分程度運転し、室内機から水漏れがないか?
4.異臭か異音がしないか確認
業務用エアコンの場合は冷房20℃で30分以上運転しましょう。
「冷えの悪さ」「運転ランプの点滅」「水漏れ」「異音」などが見つかった際には
ダイキンのAI故障診断で症状を診断してみよう。
AI故障診断は「ルームエアコン」と「エコキュート」しか対応してないので注意が必要
パナソニック
パナソニックで紹介されてる方法は以下の通り
1.室内温度より3℃以上低くして30分以上運転する。
2.不具合がないかチェックする
タイマーランプ点滅や水漏れ、異音がないかチェックしよう。
故障がみつかった際にはAIの結が質問に答える「LINEで家電相談」を試してみましょう。
三菱電機
三菱電機で紹介されてるのは以下の通り
1.設定できる最低温度(16℃)にして運転。
2.10分運転して、室内機から冷たい風が出ているか確認しましょう。
3.さらに20分程度運転して、室内機から水漏れがないか確認しましょう。
↑※ドレンホース(水を出すホース)が詰まってないかチェック
4.異音か異臭がしないか
よくある質問動画集に「夏、使い始めるとき」の動画が用意されている。
合わせて確認すると良いだろう。
シャープ
シャープで紹介されてるのは以下の通り
1.設定温度を18℃に、冷房運転を約10分間おこないましょう
試運転の際のチェックポイント
- 電源が入るか
- 風が出るか、冷房の効きは十分か
- ニオイはないか
- ランプが点滅してないか、エラーはないか
日立
日立で紹介されてるのは以下の通り
1.運転モードを「冷房」にし、設定温度を最低(16℃)に下げて運転。
2.冷房運転に異常がないか確認していく
- 吹き出し口から冷風が出ているか
- 室内機のランプが点滅してないか
- 音やニオイが気になるかどうか
上記異常がないか確認しましょう。
エアコン内部の汚れによってニオイが発生する可能性があります。
運転前に換気をよくしておくと、室内にニオイが残りにくいです。
富士通ゼネラル
富士通ゼネラルで紹介されている試運転方法は以下の通り
1.冷房設定温度を18℃に10分程度運転し冷えるか確認
2.さらに20分以上運転し、水漏れ・異音・異臭がないか確認
よくあるご質問にエアコン全般のトラブルがまとまっているので
修理依頼を出す前に一度目を通すと良いだろう。
参考
ダイキンスイッチオン!キャンペーン – ダイキン
エアコン試運転はお早めに! – パナソニック
シーズン前の試運転で 夏本番を安心、快適に! – 三菱電機
夏本番に備えて、エアコンのおためし運転をおこないませんか? – シャープ
エアコン : 夏本番前にエアコンの動作チェックを! – 日立
シーズン前の試運転・お手入れ方法 – 富士通ゼネラル