エアコン故障時のチェックポイントをご紹介いたします。
エアコンが動かない以外にも、異臭や異音もエアコンの故障サインなので注意しましょう。
エアコンの電源が入らない
ブレーカーをご確認ください
業務用エアコンは通常の配電盤ではなく別で設置されているケースがあります。
ブレーカーが入っているか確認しましょう。
エアコンをクリーニング後に動かなくなった。
モーター部分に水が入ってショートしている可能性があります。
乾くまで、時間をおいて再度運転確認してみましょう。
リモコンの電池切れはありませんか?
電池切れで赤外線の発信が弱くなっている可能性があります。電池を交換してみましょう。
リモコンが故障している
リモコンから出る赤外線を確認しましょう。
リモコンの発信部分が壊れていない場合は赤外線の信号を確認いただけます。
携帯のカメラやデジタルカメラなど何でもいいのでカメラを起動して、リモコンの送信部分に向けてください。
リモコンが正常に起動している場合は運転ボタンなどを押したときに白もしくは紫色に光ります。
エアコンの効きが悪い
フィルターが詰まっている
室内機のフィルターが汚れで詰まっている場合があります。
風が上手く送れない為効きが悪く、異音や本体の振動が起きます。
フィルター以外にもアルミフィン部分に詰まりがないか確認しましょう。
詰まりを解消すれば解決ですが、異音や本体の振動が解消されない時はファンやモーターの故障が考えられます。
冷媒ガス漏れの場合
冷媒配管の無理な曲げによるひび割れなどが原因で冷媒ガスが抜けてしまうパターンです。
冷媒ガスの追加入れ替えを行えますが、配管にひびが入ってしまうとガスが徐々に抜けてまた冷えなくなってしまいます。
ひび割れを直すには不良個所を交換する必要があります。
ガス漏れを調べる方法
簡単にガス漏れかどうか判断する方法があります。
室外機が出ている風がとても熱ければ(冷房使用時)ガス漏れではありません。
異臭がする
業務用エアコンであれば調理場から発生する油や他にもタバコやホコリなどの汚れ、湿度があることからカビが大半の異臭の原因です。
カビを対策するには冷房運転後30分ほど送風運転を行いましょう。エアコン室内機内を乾燥させカビを防ぎます。
汚れから発生する異臭や一旦カビてしまった物はクリーニングをしましょう。
エアコンのクリーニングについてはこちらをご覧ください。
https://p2earth.com/1106/
異音がする
異音に関しては内容が濃いので以下のページにまとめています。
https://p2earth.com/1311/
エアコンが途中で止まる
理由は様々あります。
修理が必要な不具合
- モーターや基板の故障
- ICやプリント基板の故障
これらの不具合は直しようがないので、修理をお願いしましょう。
改善できる可能性のある不具合
室外機による放熱不良を起こしてエアコンの保護機能が働き運転が止まってしまうパターンです。
障害物が室外機の放熱を邪魔していないか確認しましょう。
まとめ
リモコンが壊れるくらいなら修理費も安くていいのですが、室外機が壊れてしまうと修理費が結構かかってしまいます。
故障する前にこまめなメンテナンスがおすすめです。10年以上たったエアコンに関しては買い替える選択もありです。