今年の冬はとっても寒いので、暖房でエアコン大活躍・・・のはずが
いざ使ってみると暖房が効かないって話は珍しくありません。
1月の大雪に困った方が多いんじゃないでしょうか。
暖房が効きにくい原因と解決方法について説明します。
【雪が降ると止まる】エアコンには寒いときに自動で行う霜取り運転がある
デフロスト(霜取り運転)モードと呼ばれる、寒いときに自動で行う運転があります。
エアコンの室外機に霜が付いて暖房能力が落ちるのを防ぐ運転です。
問題なのは霜取り運転を行っているあいだ、室内の暖房運転が止まってしまいます。
解決方法など詳しくは以下をご覧ください。
https://p2earth.com/1500/
気流を工夫する
温かい風は上に昇ってしまう
気球が暖かい空気を利用して大空を飛ぶように、暖かい空気は上に冷たい空気は下に溜まります。
せっかく暖房をつけても暖かい空気が天井に溜まりっぱなしで効果は半減です。足元が寒いままの冷気だまりが出来てしまいます。
業務用エアコンの暖かい風は下向き床に向けると、お部屋全体が温まりやすいです。
サーキュレーター活用法
一歩踏み込んだ対策としてサーキュレーターを使いお部屋全体の空気ムラをなくしましょう。
部屋の空気をうまく循環させることで部屋全体が温まり、暖かく感じやすいです。
室内機・室外機の汚れが空気の流れを悪くする
使えば使うほどエアコン内部の汚れは蓄積していきます。
送風が汚れによって妨げられるので、新品時に比べ風量が減り暖房能力が下がってしまいます。
掃除するべき個所は
- 室内機
- フィルター
- 室外機
業務用エアコンのクリーニング方法については以下をご覧ください。
家庭用のエアコンに関してはフィルターをこまめに掃除してあげましょう。
効きが改善されるだけではなく、電気代節約にもつながります。
https://p2earth.com/1003/
室外機の吹き出し口が塞がって空気の取り込みが悪い
汚れと同じく荷物などで、室外機の吹き出し口が塞がってしまうと冷暖房にかなり支障が出ます。
室外機の回り30センチは空間を開ける必要があります。
番外編
エアコンの能力不足
エアコンは冷房が得意で暖房は苦手です。
空調が可能なお部屋の広さが 冷房>暖房 になります。
冷房能力を目一杯使い夏の冷房時には問題なく冷えているとして
冬に暖房能力を目一杯使ったとしても夏の広さ分空調が効かない場合があります。
雪が降るくらい寒いと霜取り運転も始まってしまい、ますますお部屋が温まらなくなります。
エアコンを新品に変えたばかりで温まらないなーと感じる場合は能力不足が考えられます。
残念ながら修理が必要なパターン
エアコンが動かない時は故障している可能性があります。
以下のチェックポイントを確認してみましょう。
https://p2earth.com/1273/#i-8