エアコンのグリーン購入法について

🧊エアコン

2001年4月1日に施工された、『国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)』という法律があります。
国/独立行政法人や事業者/国民にもグリーン購入法の商品を購入することを促しています。
グリーン購入法のマークを見たことはあるけどよくわからない・・・そんな方にグリーン購入法の詳細をご説明いたします。

グリーン購入法とは?

公務員などの国の機関が、リサイクル品を優先的に使うように定めた法律です。
ややこしいのですが、グリーン購入法の商品をかならずつかわなければいけない!というわけではありません。
努力義務と努力規定の2種類あり
国や独立行政法人などは努力義務で『努めなければならない』
地方公共団体などは努力規定で『努めるものとする』
義務規定とは違い罰金などの罰則はなく、指導・勧告が場合によっては発生します。

2017年12月現在はグリーン購入法は努力義務のため、必須ではありません。
しかし、今後努力義務から義務規定に変わる可能性があるので注意が必要です。

グリーン購入法適合エアコンについて

どんなエアコンがグリーン購入法?

簡単に言ってしまうと、【省エネ】・【地球温暖化係数が規定値以下】・【オゾン層破壊物質が使われていない】の3点です。

家庭用エアコンは統一省エネラベルが『★★★★』か『★★★★★』を購入してください。
またカタログにグリーン購入法のマークが書かれているのでそちらを確認するでもOKです。

業務用エアコンの場合は決められたエネルギー消費効率の88%以上と決められています。
表は結構細かく決められているので、カタログに書いているグリーンマークでエアコンを選ぶことをお勧めします。

環境の考慮事項

省エネ以外にも環境に考慮する項目が挙げられています。

  • 業務用エアコンディショナーは、冷媒に可能な限りGWPの小さい物質が使用されていること。
  • 製品の長寿命化、省資源化、再生利用のための設計上の工夫がなされていること。
  • 冷媒の充填量の低減、一層の漏えい防止、回収のしやすさへの配慮及び情報開示がなされていること。
  • 再生プラスチックが部品に使用されていること。
  • 簡易包装、再生利用の容易さ及び廃棄時の負荷低減に配慮されていること。
  • 包装材等の回収及び再使用又は再生利用のためのシステムがあること。

商品のラインナップ

霧ヶ峰・うるさら・エオリア・nocriaなど各メーカーのエアコンをお選びいただけます。

省エネラベルで選ぶ場合は『省エネ型製品情報サイト』をご参照ください。

エアコンのほかにもこんな商品が・・・

最初は101品目だったグリーン購入法ですが、今は274品まで増えました。
家電はもちろん紙類など様々です。

  • 紙類
  • 文具類
  • オフィス家具等
  • 画像機器等
  • 電子計算機等
  • オフィス機器等
  • 移動電話等
  • 家電製品
  • エアコンディショナー等
  • 温水器等
  • 照明
  • 自動車等
  • 消火器
  • 制服・作業服
  • インテリア・寝装寝具
  • 作業手袋
  • その他繊維製品
  • 設備
  • 防災備蓄用品
  • 公共工事
  • 役務
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