芋で日陰を作ってエアコンを省エネ!?ベジスマをご紹介

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東急不動産が取り組んでいるオフィスビル屋上の菜園活動「Vegetable Smiles(ベジスマ)」の植物達を空調設備の省エネに活用しているそう。

省エネの仕組み

葉っぱによる日陰と植物からでる水蒸気・光合成の気化熱で室外機を冷やし、空調の効率を高めます。
様々な品種を試した結果エアコンの使用率が高まる7月に生い茂るサツマイモが一番とのこと。
・じゃがいもは3月から葉が生い茂る
・観葉植物のヘデラはツタがエアコン室外機に絡まる恐れあり

サツマイモについて

芋緑化にかかる設備費用は150万前後で、室外機1台でも数十台でも価格は変わらないそう。

サツマイモは3月頃から苗を育て始め、6月頃には20センチ程度まで成長。
その段階でビルの屋上に移し、イモムシがでないように観察します。

収穫したサツマイモは保健所の許可や営業許可などのハードルから販売はせず、クッキーに加工して配布したり収穫イベントを開いてプレゼントなど有効活用。

デザイン面でも需要あり

室外機はデザイン的に邪魔らしく、目立たなくしたいニーズがあるもよう。

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