最近は何かと商品の値上がりを耳にしますが、ふとエアコンって値上がりしているのか気になりました。
空調専門店のエアコン総本舗で働いている体感上、あまり値上がりを感じません。
国の出している小売物価統計調査を元にご説明致します。
そもそも小売物価統計調査とは
生活に必要な商品やサービスの価格を毎月調査し、価格の変動を追っています。
特売や在庫処分セールなどは調査の対象に含まれません。
物価に関する基礎資料を得ることを目的に作られています。
エアコンの前にインフレのわかりやすいお弁当の例
原油価格が上がると輸送費のコストが上がり、多くの商品コストUP
卵の値上げで一時期卵抜きTKG(卵かけごはん)という謎商品も販売されていました。
コストアップした材料を安い材料に置き換える努力だけでは値段は抑えるのは難しい。
幕の内弁当の価格はご覧の通り価格は上がり続けています。(価格が上がり始めたのは2019年8月から)
2015年から2019年までは500円付近で価格安定していました。
理由はわかりませんがなぜか円安が始まる2019年8月ごろから価格が上昇し始め
本格的な円安が始まった2021年以降、価格上昇は続いている模様
エアコンのインフレはどうなのか
結論から言ってしまうと、値段は変わっていませんでした。
お弁当の値段が上がり始めた時期と同じ期間をグラフ化
値段がガクンと下がっているのは、調査対象のエアコンが変更されているためです。
値段は繁忙期に上がって閑散期に下がる傾向は見受けられますが、お弁当のように右肩上がりではありません。
なので駆け込み的に急いでエアコンは買わなくて大丈夫。
ただお得に買う+工事の日程をスムーズに抑えるなら、閑散期に新規取り付け・交換をおすすめいたします。