世界的半導体不足!ついにエアコンにも影響が

エアコン

今世界中で半導体不足が騒がれていますが、エアコン市場にもついに影響がではじめました。

弊社でも一部メーカーは在庫が品薄状態、需要に供給が追いついておらず
このまま半導体不足が続けば、エアコンが全体的に品薄状態になる可能性があります。

半導体不足がなぜ起こってるかのおさらいと、エアコン市場への影響について解説します。

半導体不足が起きる5つの要因

  • 半導体市場自体、常に右肩上がり
  • 車産業の生産台数半減、からの急回復。
  • 2020年の巣ごもり需要で、PC・エアコンが多く売れた。
  • 工場の火災、テキサスの大寒波
  • アメリカによる中国への制裁

なにか一つだけが原因ではなく、様々な原因が重なった結果により世界的な半導体不足が引き起こされています。

不足しているからといって新たな工場を建てるには費用がかかり(最新設備だと1兆円近く)
半導体にも種類があって、最先端の製品に投資を集中した結果、旧製品の設備投資はイマイチだったり
今の所解消の目処はたっていません。

半導体市場は常に拡大している

ありとあらゆる物に半導体は使われています。

家電から車、電気・水道・ガスなどのインフラまで電気を使うものには半導体が使用されています。
5G需要、AIの拡大、ネットと連動した商品が増えていくことで、さらに需要は高まります。

見事な右肩上がりの売り上げ・・・技術革新と需要がなくならない限り売り上げは伸び続けるでしょう。

車産業の生産台数半減、からの急回復

自動車大手のトヨタは2020年4月の生産台数が2019年4月に比べ約半減と過去最大の落ち込みだった。
しかし2020年10月には販売・生産が2ヶ月連続で前年超え
蓋を開けてみれば2021年の決算は前年より10.3%多い2兆2452億円を叩き出していた。

急激な市場の変化が半導体の発注に影響を与えている。
さらに電気自動車(EV)事業の強化が半導体不足へ更に拍車をかけるだろう。

巣ごもり需要が爆発した2020年

ネット通信量が7割増など、在宅・テレワーク需要でPC、タブレットは売れ行き好調。
家にいる時間が長くなり、部屋を快適にするエアコン・空気清浄機・調理器具など家電も調子がいい。
ゲーム機や本、健康器具も売れ行き好調と、家でできることに消費が集中している。

電化製品には半導体が使われ、需要は急上昇しています。

半導体工場のトラブル

アメリカ・テキサス州で起きた大寒波により電力不足が発生。

  • NXPセミコンダクターズ
  • インフィニオン・テクノロジーズ

2つの工場が1ヶ月止まる事態に

2件工場で火災が発生

1.旭化成エレクトロニクスの工場で火災
未だに復旧しておらず、損傷が大きいことから新工場の建設も検討中です。

2.ルネサスエレクトロニクスの那珂工場で火災
被害はクリーンルームの一部で留まったため、1ヶ月以内に生産は開始できた。

事故は仕方ないとはいえ、タイミングが悪すぎますね。

アメリカの中国制裁

アメリカは中国の中芯国際集成電路製造(SMIC)へ2020年9月以降、本格的に制裁を開始。(輸出規制)
それによってSMICは設備投資できず、生産性は据え置き
規制によって生産が台湾のTSMCなどに流れ、需要が供給を上回ってしまう。

半導体市場は混乱しています。

半導体不足のエアコン市場への影響

2020年家庭用エアコンの総出荷数は前年度比5.5%増の1009万台と初の1千万台突破だった。
21年度は「半導体不足で厳しい」との声が出ている。

町の電気屋さんでは発注して2ヶ月待ちだったり、在庫がないなどチラホラ話に上がったりします。
今の所弊社では大きな影響はありません。ただし需要が爆発する繁忙期にどうなるのかは未知数です。

会社によっては安全をみてエアコンの在庫を抑える動きもあるので、実需以上に売買されると予想できます。
今後どういった影響が出るのか、引き続き追いかけます。

いつまで半導体不足は続くのか?

2021年中はとりあえず継続して、半導体不足騒動は続きそうです。

現在各国では1兆円規模の予算を半導体関連につぎ込んでいます。
日本も追従していますが、予算は2000億と他の国に比べ少ない状況です。

金額面や工事期間を考えるとすぐには解消できず、順次回復してくと思われます。

最後に

スズキが2021年7月に7日間操業を取りやめるなど、エアコン以外にも半導体不足は
各メーカーに大きな影響を与えています。

エアコンが品切れにならないと良いのですが・・・

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