今回はエアコンメーカ別の選び方について説明いたします。
結論だけ知りたい場合はまとめを見ていただき、相談しながら選ぶことも出来ますのでお気軽にお問い合わせください。(問い合わせはこちら)
ダイキンのおすすめポイント
エアコンの値段は他メーカーと比べると高くなりますが、その分サポート・技術力ともに申し分ないです。
ダイキンしか取り扱いのない業務用エアコン※もあるので、それをつける場合はダイキン一択です。
※
ラウンドフローカセット=360°風が吹き出す天井カセットエアコン
ワンダ風流=天井から吊るタイプの天井カセット4方向タイプ
特徴
- シェア率が一番高い
- メンテナンス性が良い(24時間サポート受付)
- 値段が高め
- ダイキンはフルオロカーボン(エアコンに使う冷媒ガス)から空調機器生産まで一貫する唯一の生産メーカーです。
主なダイキンの業務用エアコン
- スカイエア(○○ZEASシリーズ)
- ビル用マルチエアコン(VRVシリーズ)
- エコ・アイス(氷蓄空調シリーズ)
- 設備・工場用エアコン(クリーンルーム用など設備向け)
など
東芝のおすすめポイント
東芝のエアコンはシェア率が低いので、他のメーカーに比べて安いです。
価格で勝負しているといっても品質が悪い・すぐ壊れるということはありません。
東芝独自の『セルフクリーン機能』と呼ばれる機能で、エアコンの運転効率を高いまま(省エネにつながる)保ちます。
特徴
- 価格が安い
- オンリーワンの「セルフクリーン機能」がある
主な東芝の業務用エアコン
- パワーエコ/miniシリーズ
- 暖太郎(寒冷地用)
三菱電機のおすすめポイント
他社にもセンサー機能はついていますが、三菱電機はセンサー機能が良いです。(感度が高い)
2018年5月から販売されるモデルではセンサー機能と連動した、業界初のぐるっとスマート気流機能(センサーを使った風向き制御)があります。
24時間サポートを受け付けているのでサポート面もおすすめ
特徴
- センサー機能が高性能「人感ムーブアイ360」など
- CO2排出量をリモコンにグラフ化
- メンテナンス性が良い(24時間サポート受付)
主な三菱電機の業務用エアコン
- スリムシリーズ(ZR、ER、ズバ暖)
- シティマルチS
日立のおすすめポイント
室内機ごとにエアコンの運転を変更できる『個別運転』を初めて導入したメーカーです。
業界のシェア【パッケージエアコン(業務用エアコン)】3位です。
特徴
個別運転という独自の機能を業務用エアコンに付けたメーカー
24時間修理サポート受付
主な日立の業務用エアコン
システムフリーZ
省エネの達人、省エネの達人プレミアム
寒さ知らず(寒冷地向け)
三菱重工のおすすめポイント
東芝と同じくシェア率が低いので、価格が安いのが特徴です。
エアコンの直風での不快感を和らげるAirFlex(エアフレックス)機能
AirFlexとは
リモコン操作一つでエアフレックスウイングが出てきます。
エアフレックスウイングで空気を拡散し、直接風が当たらないようにします。
エアコンが動いていないときには、本体中にエアフレックスウイングが格納されます。
特徴
- 安い
主な三菱重工の業務用エアコン
- Exceed Hyper(エクシードハイパー)
- Hyper Inverter(ハイパーインバーター)
パナソニックのおすすめポイント
家庭用エアコンではシェア率1位を誇るパナソニックですが、業務用エアコンのシェア率は低いです。
価格が安いのと業務用エアコンにもナノイー機能を搭載しているところがおすすめです。
ナノイーとは?
空気中の水分から生み出される微粒子イオンを使い、空気中のカビ・花粉・ウイルス・臭いの活動を抑えます。
特徴
- 安い
- シェア率が低い
- 家庭用エアコンシェアNO1
主なパナソニックの業務用エアコン
- 高効率Gシリーズ
- 標準Hシリーズ
- 冷房専用Cシリーズ
- 寒冷地向けKシリーズ
メーカー別おすすめまとめ
新規でエアコンを設置する場合
機能面で選ぶなら
オンリーワンのダイキン(ワンダ風流やラウンドフローカセットなど)
ナノイーのパナソニック、センサーの三菱電機、セルフクリーンの東芝
サポートの厚みで選ぶなら
24時間サポートしているダイキン、三菱電機
値段で選ぶなら
三菱重工、東芝、パナソニック
値段を抑えてマルチエアコンの個別運転(室内機ごとに独立した運転)をするなら日立
入れ替え工事の場合
エアコン入れ替え工事の場合は機器のサイズや工事内容の関係で、同じメーカーで交換したほうが工事代が安いことも。
値段に関しては時期や在庫状況によって変わります。
今安いエアコンが知りたい!場合はお気軽にお問い合わせください。
最後に
指名買いはダイキンさんが圧倒的に多いです。エアコンと言えばダイキンと認知されてそうです。
入れ替えされる方は今まで使っていた機種のメーカーを指名される方は多いです。
用途に合わせてお客様にピッタリのエアコンをお選びいただければ幸いです。