ビル用マルチエアコンの仕組みについて

🏙ビル用マルチエアコン

ビル用マルチエアコンとは?

1つの室外機で、性能の異なる複数の室内機を1台ずつ調整できる空調設備です。

エアコン総本舗ではお客様の用途に合ったビル用マルチエアコンをご提案いたします。

ビルマルチエアコン冷暖房の仕組み

・1台の室外機で複数の室内機を個別運転が可能
・室外機と室内機をつなぐ配管の長さに余裕がある
・室内機と室外機それぞれ電源が必要

それ以外は普通のエアコンと仕組みは大体同じです。
大まかな仕組みは同じですが、各社設置環境ニーズ省エネ化をテーマに様々なタイプを販売しています。
店舗の使い方に合った、ビル用マルチエアコンタイプを選びましょう。

各タイプ

省エネタイプ

機器にかかる負荷を全自動で処理することで、機器のオン・オフ時のロスを減らしています。
また圧縮機などの制御を最適化されており、止まっている時も省エネです。

ダイキン:VRV Aシリーズ
三菱電機:高効率EXシリーズ・高効率シリーズ
日立:高効率TGシリーズ・高効率TSシリーズ・高効率TZシリーズ
三菱重工:ハイパーマルチLX4J
東芝:スーパーマルチuシリーズ高効率仕様
パナソニック:UX5シリーズ

ビル用マルチエアコン交換タイプ

すでにビルに設置されている配管を利用して、室外機と室内機を取り換えるタイプです。
配管の撤去・新設が不要で、空気の熱を運ぶ冷媒と呼ばれるガスの充電もスムーズに行えます。
空調の入れ替え時間が短いのが特徴です。

ダイキン:更新用VRV
三菱電機:リプレースグランマルチ
日立:フレックスマルチ-R
三菱重工:リフレッシュマルチR-LX4
パナソニック:UXPR5Y・UXPR5・UXR5

クレーン不要なコンパクトタイプ

クレーン費用を抑えることが出来るタイプです。
他にもクレーンを使うための手続きとレンタルによる時間の制約を避けることが出来ます。
すぐに空調を入れ替えたい、建物の立地上大掛かりなクレーンが必要で費用が高くなる場合におすすめです。

ダイキン:Ve-upQ
東芝:スーパーマルチmini

冷房・暖房を同時に運転できるタイプ

冷房用の配管と暖房用の配管がそれぞれ室内機につながっており、配管を切り替えることでお部屋ごとに冷房・暖房を使い分けことが出来ます。
ホテルなどの個別に冷房・暖房が必要な場合におすすめです。

ダイキン:Ve-upQR
三菱電機:シティマルチ
三菱重工:冷暖フリーマルチLXR4
東芝:スーパーマルチuシリーズ

氷を利用した効率の良い冷房タイプ

氷蓄熱タイプは夜中に氷を蓄え、昼間は蓄えた氷を使って冷房を行うので、運転効率が高いです。
高い運転効率によって電気代を節約することが出来ます。

ダイキン:更新用氷蓄熱VRV QG

寒冷地仕様タイプ

優れた高暖房能力を持っており、外気温が低い場合も暖房能力を100%発揮できるタイプです。
他のタイプに比べ、暖房立ち上がり能力が上がっている物もあります。

ダイキン:高暖房シリーズ
三菱電機:ズバ暖マルチ
日立:寒さしらず
パナソニック:UXK4A

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